レースレポート


JRCCの遠征レースである第8戦は、長野県のプラキチ大岡サーキットにて行われた。天候に恵まれて気温がぐんぐん上がる中、練習走行の後に予選ヒートがスタート。予選では福田選手がセットアップを決め、すばらしい走りで予選トップを獲得。2位3位に田中、高橋選手が続きMUGENドライバー勢が好調。
決勝では、スタートから福田、田中選手のバトルから始まった。少し間をおいて宮下選手が2台を追う。トップ2台は15分経過まで変わらず緊張のレース展開。しかし、中盤となる15分の後に衝撃的なパプニングが襲う。まずストレートでノーコンとなった1台がコースアウト。コントロールを失ったマシンがストレート脇をぐるぐると走行。その時にダートの大量の石がストレートに撒き散らされた。その後、数台のマシンがストレートでノーコンのような症状でコースアウト!コースに異変が起きたと感じた直後、なんとトップを走る福田選手がストレートでコースアウト。転がりながら大きくコース外へ、これで田中選手がトップに上がった。しかし今度は田中選手が同じ様にストレートでコースアウト。コース上にある石のお蔭でとんでもないレース展開となってしまった。ストレートのライン上に問題がなくなった頃トップを走るのは田中選手、追うは福田選手。仕切り直しとなった後半、福田選手がガクンと落ちる。激しくプッシュする走りでタイヤの磨耗が進みやっと走行できる状態になってしまった。最終的には田中選手がトップでゴール。連勝を決めた。