レースレポート


いよいよ2005年度のシリーズ戦開幕。路面の特殊処理で、グリップアップとなったボススピードで行われた。予選では下選手と古川選手、福田選手、田中選手の20ラップ台タイム争いとなった。下選手は無駄の無いシャープな走りでトップタイムをたたき出す。
決勝では、スタートで鋭い飛び出しを見せたのが古川選手。トップを走る古川選手を追って、下選手、福田選手が続く。ところが4周目に早くも古川選手に下選手が仕掛けた。ゴールラインの手前でインを突き、下選手がトップに躍り出る。古川選手は不意に福田選手にも交されてしまい3位に後退。下選手と福田選手のバトルがその後も続く。20分経過時に福田選手のタイヤ交換ピットインで田中選手が2位に浮上。終盤4.5秒差まで田中選手が追い上げるが時遅し、下高章選手が開幕戦を制した。