レースレポート
シリーズ2戦目は寒気が迫るBOSS SPEEDで行われた。予選では福田、田中、古川の3選手のタイム争いとなり、ごく僅かの差で福田圭亮選手がトップとなった。決勝が始まる頃、非常に寒い寒気が迫る中、各選手の手が寒さで動くかどうか?注目のエキスパートクラスの決勝、スタートで田中選手が先頭を引っ張る。その直後に福田、古川選手が続く。ほぼ一列でトップ集団は周回をする展開でお互いに隙を見せれば仕掛けそうな走りだ。まず最初の動きは5分の給油時に起きた。ピットアウトをしたトップグループは福田選手が田中選手をかわしトップに躍り出る。古川選手もスパートを掛け田中選手をかわしたが直後に抜き返される。上位3台はデッドヒート状態になる。福田選手は15分過ぎから2位に数秒のマージンが出てきた頃、2位争いの古川選手と田中選手がストレートエンドのインの取り合いで接触、福田選手が若干楽にトップを走る展開となる。レース終盤、福田選手がトップ安泰かと思われたが、2位を走る田中選手との差が無くなってしまった。そしてファイナルラップの時に田中選手が福田選手をかわす。大逆転で田中勝大選手がシリーズ第2戦を制した。