レースレポート


梅雨の時期で天気が安定しない中、この日は暑い一日となった。若干濡れていた路面ではあったが、この暑さと浸透性路面のお蔭で徐々に乾き開催可能となった。まずは予選、グリップが安定しなかったコンディションで田中選手がトップを奪う。だが、上位3名は同じタイムと言ってもいい10秒台での争いであった。決勝では、古川選手がスタートから抜け出し、田中、高橋選手が追う。田中選手は古川選手のテールに張り付きプレッシャーを常に掛ける。5分の給油の後、古川選手に突然トラブル。エンジンが息を付く症状で全開でストレートが行けない。ピットインを繰り返し脱落。田中選手は難なくトップを奪うと早くも独走。3位の高橋選手は2速のベアリングトラブルで脱落。2位に山梨選手が上がり、3位に宮下選手が追いかける。宮下選手は直後にエンジントラブルでリタイヤしてしまう。替わりに奥村選手が3位に浮上。終盤トップの田中選手は後続車のスペースを見ながら余裕のレース。ライバル達が次々とトラブルで崩れた為、余裕の完全勝利となった。