今年のシリーズ戦も今回を含め残り2戦となり、各クラスでシリーズチャンピオン争いをしている選手の方には 重要なレースとなります。 当日は天気予報では午後から雨が降るのではとの情報もあり、 予選結果で順位が決定してしまう可能性もあり、予選から白熱した展開となりました。 NOVクラスでは各選手が毎ヒートごとトップ争いとなりましたが、第2ラウンドでトップタイムをマークした上田選手が優勝、 第3ラウンドで逆転を狙った小糸選手でしたがわずかにおよばず2位となり、3位には笠間選手が入り、 上位3選手がJRCCナンバーを獲得して上位クラスへのエントリーを選択する事になりました。 1/10エンジンツーリングカークラスでは初参加の選手の方に多く参加いただきました。 その中で予選で唯一17Lをマークした鈴木選手がT.Qを獲得、2番手に川端選手、3位に富永選手となり、 上位を初参加の選手が占める予選となりました。 決勝ではスターとからトップに立った鈴木選手でしたが2番手以降との差を広げられず何度かトップが入れ替わる展開と なりました。レース中盤でも鈴木、富永、両選手によるトップ争いが続きますが、レースも残り5分となったところで 富永選手がトップに立ち、そのまま20分のレースを制し優勝、2位に鈴木選手、3位に柳沢選手という結果になりました。 今回も参加人数の関係でSPM/G.Tクラス混走となったレースですが、 SPMクラスでは予選決勝共、他を圧倒した走りで荒木選手が優勝、 G.Tクラスでは決勝で快走を見せた天久選手が優勝しました。 IMDクラスでは、シリーズチャンピオン争いをする玉野、西原、両選手による争いとなり、 わずかの差で玉野選手がT.Qを獲得、2番手に西原選手が続きました。 決勝ではポールポジションからスタートの玉野選手がレースをリード、2番手に西原選手、3位に小林選手が続きますが 次第にその差が開き始め、1回目の給油が行われる5分経過時には小林選手がトラブルで後退、 トップを走る玉野選手は2番手西原選手との差を5秒程度としその後もその差を保ちながらレース支配し、 その座を一度も譲ることなく2位に2Lの差をつけて見事ポールツーフィニッシュを飾りました。 2位には西原選手が入り、3位には平本選手となりました。 EXPクラスでは絶好調の小室選手がこの時期としては脅威のラップを重ね20周まであと少しという19L5:02秒を予選で マークし、2位以下を大きく引き離してT.Qを獲得、決勝でも予選の好調を維持してブッチギリでの優勝となりました。 2位にはハイペースながら安定したラップを重ねた中澤選手が入り、3位にやはり安定したハイペースで30分を走りきった 樋山選手が入りました。 今回はアルゼンチンで行われた世界選手権と日程が重った為か、参加人数の少なかったEXPクラスでしたが、 路面グリップが良かった事もあり、ハイペースな展開となり、心配されたタイヤの磨耗も問題なく30分のレースを楽しんで 走っていただけた事と思います。 心配された雨もレース中には降ることなく無事最後までスケジュールを消化できました。 11月11日に開催される次戦は最終戦となり、シリーズチャンピオン争いも決着のつくレースとなりますが、 チャンピオン争いとは関係の無い選手の方々にも今年最後のシリーズ戦となりますので、 普段あまり参加出来なたった方々にも是非ご参加いただき、大いに楽しんでいただければと思います。 |
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