2009年JRCC G.C.シリーズ第1戦が今年もホームコースであるBOSS SPEEDで2月8日に開催されました。 昨年まで設定されていたGTクラスが廃止され全5クラスにて開催される今年のJRCCシリーズ戦ですが 今回の第1戦ではノービスクラスとスポーツマンクラスのエントリーが無かったため 1/10エンジンツーリングカークラスと、1/8インターミディクラス、エキスパートクラスの3クラスで開催されました。 1/10エンジンツーリングカークラス予選ではこのところ好調な當銘大生選手がTQを獲得、 2番手には誤差で鈴木選手、3番手には細谷選手となりました。 決勝では2番手からスタートの鈴木選手がトップに立ち、2番手には當銘選手がテールツーノーズで続きます。 しばらくそのままの順位でレースが進行していきますが、鈴木選手が周回遅れのクルマと接触してしまった間に すかさず當銘選手が交わしてトップに立ちます。 その後當銘選手が鈴木選手との差を3秒程度まで開きこのままJRCC初優勝かと思われましたが、 2回目の給油が終わった直後の10分過ぎに突如後退してしまい、変わってトップには再び鈴木選手が立ちます。 鈴木選手はそのままトップをキープして優勝、2位に當銘選手、3位に昨年のシリーズチャンピオン安達選手が入りました。 IMDクラス予選では入口秀輝選手がTQを獲得、2番手には1秒差で平本選手、 3,4番手には小学生ドライバーコンビ馬場勇選手、小林選手と続きます。 決勝BメインではEXPクラスのBメインと混走になりましたが、IMDクラスでは荒木選手が優勝、 2位に笠間選手、3位にムヒカ選手となりました。 決勝AメインではTQスタートの入口秀輝選手がスタート直後のクラッシュに巻き込まれ最後尾に後退してしまい 3番手スタートの馬場勇選手がトップに立ち2番手に平本選手、3番手に大和田選手と続きレースが始まりました。 その後上位での順位の入れ替えも無く最初の給油時間である5分が経過した頃に勇選手がコース上でエンストしてしまい 後退してしまいました。代わってトップに立った平本選手ですが、すぐに大和田選手に交わされてしまいます。 トップに立った大和田選手は順調にラップを重ね2番手平本選手との差を5秒程度まで広げていきますが、 2回目の給油前9分経過頃にエンジンに不調をきたし後退してしまいます。再びトップに立った平本選手でしたが ペースが上がらず一時最後尾にまで後退していたゼッケン1番入口秀輝選手が16秒台前半のハイペースで 順調に順位を回復して13分経過頃に平本選手を交わしトップに立ちます。 入口選手はその後も2番手以降を大きく引き離してレースが進み、 そのまま入口秀輝選手が優勝、 2位に平本選手、3位に馬場勇選手となりました。 EXPクラス予選ではJRCCのレースには数年ぶりの参戦となった下選手が唯一20LをマークしてTQを獲得、 2番手には20L目には入ったものの途中でガス欠のため記録では19Lであった田中選手、 3番手にギリギリで20Lには入れなかった福田選手となりました。 唯一30分で行われるAメイン決勝ではEXPクラスAメインでは珍しくスタート直後に多重クラッシュが起き 2番手スタートの田中選手が大きく遅れてしまいます。スタート後まずトップに立ったのはTQスタートの下選手、 2番手には福田選手が続き、3番手に関西から遠征してゲスト参加の寺内選手が6番手からジャンプアップしています。 その後トップを走行する下選手は2番手福田選手との差を少しづつ広げレース中盤15分を経過した頃には その差を5秒程度として磐石の展開を見せていましたが、18分を経過した頃に駆動系と思われるトラブルが発生したようで その時点でリタイアとなってしまいました。 変わってトップに立った福田選手は2番手寺内選手との差が4秒程度あり終盤までその差を保ち続け優勝を飾りました。 2位には終盤福田選手を追い上げた寺内選手、3位に古川選手となりました。 今年もJRCCシリーズ戦が開幕して第1戦が開催されましたが、 11月まで毎月第2日曜日に例年の通り全10戦が開催されますので皆様のご参加をお待ちしております。 |
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