8月30日に開催される予定でしたBOSS SPEEDチャレンジレースは
当日の降雨により開催延期となり9月27日に改めて開催されました。
毎月定期レースとして開催されているJRCCでは開催されていない1/8クローズドボディのGTクラスと、
1/10エンジンツーリングカーシャシーにワイドタイヤを装着した1/10オープンクラスが開催され
このクラスも大いに盛り上がったレースとなりました。
1/8GTクラスではこのクラスの常連シーザー・ムヒカ選手が予選、決勝共安定したレースでTQ＆優勝を飾りました。

1/10オープンクラス予選ではベテラン高橋選手がTQを獲得、2番手にKNACK代表北出選手、3番手にやはりベテランの
横溝選手となりました。
20分で行われる決勝レースではスタートから高橋選手と北出選手でトップ争いが繰り広げられ、両選手とも16秒台の
ハイペースでレースが進みますが、レース中盤2回目の給油でトップを走行していた北出選手がエンストしてしまいます。
直ぐに再スタートして2位でレースに戻りましたが、トップ高橋選手との差は大きく開いてしまいました。
レース終盤2位を走行していた北出選手がトラブルでリタイアしてしまい、続いてトップを独走していた高橋選手が
エンストでピットへ、レースも残り僅かでその時点でトップから４周遅れで2位を走行している秋山選手が周回を重ね
高橋選手との差を1Lまでに詰めましたがここで時間切れとなり、これまで十分なリードを持っていた高橋選手が優勝、
2位に秋山選手、ゴール直前にトラブルとなった北出選手がそれまでのリードを生かし3位となりました。

1/8オープンクラス予選では樋山選手がTQを獲得、2番手に小林選手、3番手に馬場選手となりました。
決勝では予選トップ3がそのままの順位でスタートからレースが展開していきますが、小林選手は他の選手より早めの
給油でおそらく1回多いピットを予定しているようですが、各車が1回目の給油を終えたところで小林選手がトップへ
立っています。トップへ立った小林選手は2番手樋山選手との差を広げるべく速いペースでレースを進めて、
レース中盤では10秒近い差に広げています。このまま行けば1回多い給油でもトップをキープする事が出来そうで、
最後の給油ピットでも5秒差を持ってピットアウト。トップ小林選手はその差を保って優勝、2位に檜山選手、
3位に馬場選手となりました。

1/10エンジンツーリングカー・セダンボディクラス予選では當銘大生選手がTQを獲得、2番手に鈴木武則選手、
3番手に目桑選手となりました。
この日唯一Bメインまであったこのクラスですが、そのBメイン決勝ではベテラン、久しぶりのレース参戦となった
原選手が優勝、2位に安定したペースで走行を重ねた鈴木正行選手、3位に最年少ドライバー高梨選手となりました。
この日最後のレースとなったAメイン決勝ではスタート直後に波乱があり、2周目には10番手からスタートの北條選手が
トップへ立ち、2番手には目桑選手、3番手に大生選手と続きますが、直ぐに大生選手がトップへ立ちます。
目桑選手がトラブルで遅れ、3番手には高橋選手が上がってきます。
その後2番手以降を引き離してトップを走行する大生選手でしたが、レース中盤にトラブルで後退、
代わってトップに立ったのは北條選手でしたが、こちらもその後トラブルで遅れてしまいます。
レース中盤以降トップに立ったのは序盤出遅れた鈴木武則選手、2番手には高橋選手が僅差で続いていますが
トップとの差は次第に広がってしまいます。レース終盤笠間選手が高橋選手を交わして2位に浮上、
トップ鈴木選手はペースも安定してトップでゴール、2位に笠間選手、3位に高橋選手となりました。

レース終了後の表彰式では各クラス上位入賞者へ賞状が渡されました。また、ご協賛いただいた各社からの賞品と、
主催者で用意した賞品がくじ引きで参加者全員に渡され無事レースを終了いたしました。

今回のBOSS SPEEDチャレンジレースは延期されたレースにもかかわらず今年初開催のボスチャレということで
楽しみにしていた方も多くあったようで、当日は多くの皆様にご参加いただきました。

また、天候にも恵まれご参加いただいた皆様には1日存分にレースを楽しんでいただけたことと思います。
今回はじめてレースに参加された方や、普段あまりBOSS SPEEDのレースにご参加いただけていない方も多く
ご参加いただきました。これを機会にBOSS SPEEDでのレースを今後も楽しんでいただければと思いますので、
JRCCのレースなどにも皆様のご参加をお待ちいたしております。


ワンオーワン
森田